40代になってからの友人の転職【41歳・男性】

【41歳・男性】
電機メーカー:品質管理
電機製造会社:品質管理
なし

 


 私の友人は高校卒業後、地元にある大手電気会社の工場に就職しました。私の高校時代はいわゆるバブル期で、各企業とも好調であり、世の中全体が好景気に沸いていました。そのため、高卒の就職状況もかなりよく、どこの企業にも受ければ受かるといった状態でした。友人もそんな一人で、高校の電気科は出ているものの、これといった資格も何もない状態でしたが、就職先は大手に入ることができたのでした。

 

 私は高校卒業後は就職せず、大学に入学したのですが、卒業する頃にはとっくにバブルは崩壊しており、就職も一転、就職氷河期などと言われるようになっていました。東京の大学を卒業後、地元に戻って就職できたのは中小企業であり、この友人との給料差は年々広がるばかりでうらやましく思っていました。

 

 お互い、家族を持ち友人も順風満帆だと思われていた矢先、電機業界全体の不振によって友人の会社も希望退職者を募り始めました。そして、先行きの不透明な職場に危機感を持った友人は、希望退職者に名乗り上げたとのことでした。

 

 


 私も転職経験があり、友人にはいろいろとアドバイスを行ないました。ただ、私が転職したのは20代の後半と30代の中盤です。当時も求人数が少なかったですが、年齢制限に引っかかるところはまだ少なかったです。

 

 友人は40代前半です。圧倒的に転職には不利な年齢であり、家族もいるため、ハローワークや転職サイトに求人がない企業でも、採用担当者に直接会って話を聞くようにアドバイスしました。

 

 


 友人は私のアドバイスどおり、求人のない企業訪問もしましたが、運よく希望どおりの企業求人を転職サイトで見つけて、面接にとおり合格しました。電機メーカーから下請けの電気製造会社への転職でしたが、前職を十分活かせる企業であるため、友人は選んだそうです。今もこの転職は良かったと、友人は満足しています。